［Ⅶ］手書きメッセ

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_今宵も闇が深まる_

貴君達、ごきげんよう。

手書きメッセ？とやらがあるのよね？
手書きでお手紙を書くことだと聞いたわ。
我もやってみることにしたから、書いてほしい人はいいねを押して教えて頂戴。
ちなみに、応募者が多ければ抽選で3人までよ。

自動販売機に行ってみたのだけれど、トマトジュースも売っているのね。
缶だから捨てるのが面倒なところが残念だけれど、それをも補う魅力だわ。
…我、いくら人間っぽくても吸血鬼なのよ？トマトジュースぐらい飲みたいわ。
やっぱり血とトマトは違うのだけれど、色味が似ているだけでもお腹は膨れるものよ。
まあ、人間界の食べ物も美味しいのだけれどね。
吸血鬼のお腹はそんなもので満たされないわ。
大方、体内に入ってすぐ自然消滅しているから栄養にすらなっていないわよ。

そういえば、人間界の丁寧な言葉遣いでの一人称は『わたくし』なのね。
我も早く人間界に馴れるためにわたくしにしようかしら。
『我』と言うと視線を集めてしまうのよね…、多分悪目立ちだと思うけれど。
魔界では一番お上品な言葉遣いなのだけれどね。

最後にお友達募集を拡散するわよ。

あいる殿

茶番みたいな奴殿

しの殿

3人とも、とても優しい殿方よ。
是非仲良くしてほしいわ。

では、ここで失礼するわね。

良い一日を。

_闇を払って光を得る_