読書感想文っぽい話。（線は、僕を描く）

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最高ランク : 9 , 更新： 2021/10/01 21:42:44

皆さんおはにちばんは、酔風です

オートミールって何か、不思議な味しますね……。
親がダイエットしてて、酔風も食べてみる？っつーから食べたんですけども……。
なんか、もち米みたいな食感。
そんでもって甘みの無い穀物みたいな味がする。
あたしこれ嫌ーい！（幼女風）

本題じゃよ。

線は、僕を描く
っていう小説を読んだんです。
あらすじとしては
両親を失って心がガラスの中に閉じこもったようになってしまった主人公。
ガラスの外を見ようとした時には、もう独りぼっちだった。
そんなある日、初対面のお爺さんに水墨画をやってみないかと誘われる……
って感じです。

絵を描くのが好きな人は、きっとハマりますよ、これ。
なんかの賞を受賞した作品らしいんですけど、本当にぶわぁってなる。
絵を描くことについて、徹底的に追求した作品なんです。
情景描写が、水墨画をテーマにしてるだけあって染み渡るような感じがするの。
目の前に主人公たちが見えるくらい、鮮明に地の文が書かれてる。
絵と向き合ったときの感情とかも、的確に言葉で表現されてて、凄く引き込まれるんです。
普段描いてるのは鉛筆の絵だし、筆なんて全然使えないけれど、その感覚がすうっと分かる。
そしてなにより、絵が描きたくなる！
絵描きには本当に是非読んでほしい。

んじゃ、終わります。
またね。