占ツクで書いたものの番外編?【知らなくても多分分かる】

文スト 太宰治 夢小説
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タイトル通りですが一応設定&宣伝!


【双黒(小)の妹は兄と同じく包帯の付属品に苦労しているようで。】


の夢主です。
隠れヤンデレ(?)の太宰さん×太宰さんが嫌いな中也さんの妹


となっています。
というわけではい↓



【双黒の妹(小)はたとえ休日であろうと包帯の付属品に苦労させられるようで。】



……これは、私が14の時に起こったある一つの事件の話────



その日、私は久々に首領から休みをもらい昼間までゆっくりと寝ていた。


それはもう、ぐっすりと。


……休日だからってこんなにも寝たことが間違いだったのだろうか、



何故か起きたら隣には、



「やぁ、おはよう。君みたいに幾ら女子力が低くても寝起きは可愛いもんだね。」



と相変わらず人の神経を逆撫でするのが上手い太宰さんがいた。



「……おやすみなさい。」


「待ちたまえ。これは夢じゃないから。現実だから。」


嘘でしょ。と思いながら体を寝返りさせると手首が引っ張られるような違和感を感じた。


「……?何これ?」


違和感の原因は手錠。
何故か私の右手と太宰さんの左手に手錠が繋がれている。



「っえ、何これ。」



だんだんと目が覚めてきて、状況を把握する。


……と共に太宰さんを覚めた目で見る。


「……太宰さん。」


「言っておくが、私にそういう趣味は無いし、これも私がやったんじゃない。」


「犯人ほど自分はやってないって言うんですよ。ていうか、貴方じゃないなら誰がやったってんですか。」



太宰さんは右手を顎に当て考える。


「さぁ?少なくともこれは異能力の類でないことは確かだよ。」


そう言うっきりやる気が無さそうにやれやれと仕草をする。


「まぁとにかく、私が繋がれたのは左手であり利き手じゃないから困らない。よって解決する理由が特に無い。」


「私が繋がれたのは右手だから困るんですけど、」


「とにかく、私は眠いからお休み〜。」


「無視ですか。というかなんでさらっと人の布団全部持ってってるんですか。」


抗議の声を上げるが、太宰さんの反応は無い。


私は諦めて近くの毛布の代わりになりそうな物を掛けて寝たがやはり寒かった。



「んー君たちはどうしてそんなに小さいんだい……」


「……それ私のご飯です…」


「……なんで(名前)と太宰が一緒に寝てんだよ!!」



もちろん、仕事から帰ってきた兄さんにはこってり怒られました。

山猫


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