【後編】3331って名曲だよね。

更新しませんでしたごめんなさい。丁度色々あったもので……(言い訳)
文アルはまた別の投稿、今日あったことは纏めてこれに書こうと思います。文アル連投になってしまうので、今のうちに謝っておきますね。申し訳御座いません。

タルト食べたかっただけなんよ。

最後は君が代で締め、さあ金払ってとっととおさらばしようぜーと、虚無感にも似た感情を抱えながらお店を出ました。

カラオケを出た後にはTSUTAYAに行く予定だとマシュマロに聞き、「ほーん」とだけ返して私は気づきました。TSUTAYAは歩きでここらから30分かかります。当然二人はチャリで来ていたらしく、歩きは私だけ。

終わった＼(^o^)／

カラオケの後流れでTSUTAYAには行くんだろうなーなんて予想はしていましたし、その時になれば体よく断ろうと考えチャリだはなく徒歩にシフトチェンジしたのですが、私は間違っていました。

いつの間にかマシュマロと敦君の間では、どちらかが二人乗りで乗りきろうぜ！という話になっており、断るに断れない雰囲気になってしまったのです。
秘技☆愛想笑い(ボケ付)でその場を凌ごうにも最早手遅れ。私はマシュマロが運転する敦君の自転車でTSUTAYAまで行くことになりました。

冗談で「二人乗りにすれば？」と言ったのが駄目だったんですかねぇ……。
そのまま数米こいでくれましだが、いくらクズで地球育ちの宇宙人で生物失格の称号を意のままにした私にも良心と罪悪感がギリ有ったので、自転車の荷台から下り、走りました。走りました

二人は自転車ですからね！もうこうなったら走るしかありませんよね！(馬鹿)
普段から運動しない私には辛く苦しいものでした。気持ち悪いわ気持ち悪いわ。自分これ死ぬのかな？　と思った時もありましたね。

無事、私もマシュマロと敦君のお陰で死ぬことなく(そりゃそうだ)TSUTAYAに着きましたよ。
マシュマロと敦君は、TSUTAYAに着くなり少女漫画の棚へまっしぐら。女の子だなぁと沁々と思いました。

私ですか？私は乱歩さんの本を吟味していましたよ。どれも魅力的で、小一時間悩んだ挙げ句買わずに店を出ました。だってお金がなかったし最近買ったばかりだったんだもん。
TSUTAYAをでてもまだ時間が残っていたので、私達は自転車を押しながら私が行きたかった場所、タルト専門店『エスポワール』に行くことになりました。

あっれぇ？　道どっちだっけ？(方向音痴)

流石私！歩いて数分で道が分からなくなりました！
まあ前日に母上と初めて行ったところだったのですが、それにしちゃあ覚えてなさすぎじゃない？　私の頭はいつから鳥になったのでしょうね。

鳥なら雀になりたい。

途中までは分かってたんですよ。問題は、大きな道路の下を通った時です。上には大きな道路が通っていて、その横に平行になるように小さな住宅街があったのですが、そこで右に曲がるのか左に曲がるのか分からない。
丁度私達はその住宅街に垂直になるよう進んだので、真っ直ぐ行くと知らないご家庭の壁を壊すことになるんです。

右か左か。先程まで『プリキュア5 GoGo』のヒーロー、ココとナッツどっち派？と三人で話していたあの微笑ましくもどこか狂気じみた、一言で言ってしまえば混沌だった空気どこにいったのか。
二人とも、「え、これ大丈夫？」「生きて帰れる？」「死ぬ？」「これ死ぬかな？」みたいな空気でした。

失礼だな、明日の朝には帰れるよ、多分。

まあ取り合えず右！左！あ、ここ右だったかも、やっぱり左！あー……ここは真っ直ぐ？あ、間違えた。

なんてやり取りをして、なんとかたどり着きましたエスポワール！どうやら最初に右に曲がったのが間違いだったようです。
思っていた以上にシャレオツな外見をしたタルト屋さんに驚いている二人を見ながらいざ入店。
各々好きなタルトorケーキを選び、私とマシュマロは飲み物付きで店内で食べました。

マシュマロ…抹茶タルト。
抹茶の生地を生クリームでコーティングされたもの。中には小豆らしきものが入っていました。側面には塗られていない(当たり前)

敦君…ブルーベリータルト。
結構大きめ。タルト生地に挟まれたブルーベリーのジャムだかがとても美味しそう。てか美味しい。ザ･タルト。

私…ベイクドチーズケーキ。
真逆のケーキ。表面は少し焦げていて、中心になるほど色が薄い。これもザ･チーズケーキ。無難だがとても美味しかった。

ここで面白い発見をしました。なんと敦君、

紅茶も珈琲も砂糖がないと飲めない。

飲めるような顔してるのに。寧ろ砂糖が入ってると飲めません、みたいなのに。
因みにここに居る三人、みんな生クリームがたべられません。

いやなら何でマシュマロは生クリーム選んだ？

「食べ過ぎて気持ち悪い」

いやなら何でry

他にも、食べ終わってフォークとタルトを包んでいた銀紙の扱いも皆性格が出てました。

マシュマロ…銀紙は出ている部分を折り込んで三角に。フォークは銀紙の上に。

敦君…銀紙を丁寧に小さく四角に折る。フォークはマシュマロと同じく銀紙の上に置いたか皿の脇だかは覚えてない。

私…長方形に折り畳んだ銀紙でフォークを固く包む。

いやなんで !？ って二人にツッコまれましたよ。なんか癖でいつもそうしてしまうんですよね。

その後は慈悲もなく一人自転車を漕いで、前へ前へと進むマシュマロを迷子にならない程度に遠目に見ながら速度松(腐)の話をする私たち。

日が落ちるなら帰るのはとても楽しかったです。また遊びたいと思う気持ちと、それと同時に同じ日はもう一度来ることはないのだという虚しさが入り交じって、なんだが麦茶が飲みたくなった最後でした。

そして日は登り夜が来る。月日は巡り今日という日にタイムスリップ。

今日は家族みんなでスケートに行きました。前回の反省を生かし、テーピング＆靴下二枚履きでいざいざいざ！

最初の滑りは上々。日が照っており氷が溶けていたので思いの外スピードがでて怖かったです。滑れない下二人に教えながらビュンビュン飛ばしていました。
スケートは学童に行っていたこともあり、小学一年生の頃から一年に一回は行っていました。ちゃんと滑れるようになったのは、小学二年生の頃でしたよ。皆さんは滑れます？　めっちゃ楽しいですよね、こわいけど。

知らない河童禿げの渋い外人さんと滑ること数分。その人がもう上手くて上手くて、ついて行くのに一杯々々でした(笑)。
その人は一度休むということで室内に入り、私は弟ともうちっと滑ろうかなーなんて弟をからかいながら思っていると、あら大変。

思いっきり転びました。

転んだのは何年ぶりだろうか。小学二年から転んだ覚えがねぇ。転びかけたなら沢山ありましたけど。後から確認したのですが、私が転んだ丁度足元に穴が空いていました。直径三センチにも満たない、明らかに人工的にしかも故意に作られたであろそれに私はつまずき、

両膝強打。
前のめりに転びましたが、手をついたので顔は無事です。思っていたより氷が固く、これは青タンできるなぁなんてかんがえながらリンクの周りにつけられた手すりに避難。
震える膝を休ませようと手すりに寄りかかりリンクを眺めているとあら不思議。

あれ、なんか眼前が白くなってきた。

皆さんは貧血になったことがあるでしょうか。専ら長風呂に浸かり、勢いよく立ち上がると起きるアレ。それが頭を打ったわけでもないのに、それに浸かった時とは比べものにならぬくらい目の前が白と色とりどりの粒子で埋まってゆく。
そればかりかだんだん身体中に血が巡る冷たい感覚があり、脳が圧迫され吐き気が。しかも申し訳程度にくる頭痛。

ただ膝を打っただけなのに、これだけ「お？これヤバイんじゃね？」と思わせることが私の身に起こりました。

そのうちだんだん立っていられなくなり、意識を保つのも精一杯。少しでも別のことを考えようとすると、意識がふっと風船のように空中へと放たれる。
明らかに自分一人の力では室内に戻れるような体調でもない、が、近くに親も係員さんもいない。

絶対絶命如何する小浮気凪和！

と一人ケラケラ笑いながら考えていました。今思えばそれはこの緊急事態を楽しんでいたのではなく、ただ辛い現実を直視できなかったが故の行動だったんでしょうね。

そこから病院に行き、点滴をうって今では元気です。まだぼーっとしていたり頭痛、吐き気はありますが、まあこれくらいはね。

先生曰く、脳震盪(のうしんとう)とのこと。
強い衝撃が脳に伝わり、脳が激しく揺れる現象らしいです。血管が膨張するので脳が圧迫され頭痛がするらしいですよ。
今回私は頭など打っていないのですが、点滴をうってもまだ症状が出た場合は大きい病院へ行けとのこと。

でも、明日だるま市なんだよなー。だるま市には行きたいなー。

皆さんもお気をつけくださいね。人間、何があるか分かりませんから。

それと、点滴をうったことがある方なら分かってくれると思うのですが、点滴の注射？針？って凄く痛いですよね。

取り合えず、私はリンクに穴を空けた馬鹿に「いつかは分からないけどいつか必ず全ての歯が虫歯になる呪い」をかけてやろうかと思います。
そうして夜枕元に立ち、REBORNのフランvoiceで、

「いつか全ての歯が虫歯になる呪いをかけましたー。その『いつか』は、明日かもしれないし一年後かもしれない。それはミーでもわかりませんー。精々苦しめ」

と言うつもりです。精々苦しめ。

それでは今日はこの辺で。
チャオチャオー。


あと、さっき通知を見たらあるあるの方で同じ人がお同じ投稿に『いいね』を何回も押していました。え、怖い。如何したんでしょうね。